Global Treasury Survey 2010 - Can the crisis make treasury stronger? (2010年度トレジャリーサーベイ)

トレジャリーサーベイの概要

プライスウォーターハウスクーパース(PwC)では企業のトレジャリー(財務・資金管理)に関する2010年度のサーベイを実施しました。
本年度のサーベイでは、グローバルな金融危機とその後の景気停滞に対して、企業のトレジャリー(財務・資金管理)がどのように考え、対処してきたかを調査することを意識しています。
サーベイの参加者は26カ国330社の585名で、売上高が10億ユーロ~100億ユーロの全ての業種をカバーしています。

トレジャリーサーベイ結果について

主な結果は以下のとおりです。

  • トレジャリー(財務・資金管理)に対する認識
    ビジネス部門との連携による流動性リスク管理の有効化の観点から、“Cash is King”の概念が改めて見直され、トレジャリーに対する重要性の認識は高まっているが、使える予算・人員はあまり増加していない。
  • 銀行取引関係について
    トレジャリー部門では、取引銀行数削減によるコスト最適化と、行き過ぎた集中化によるデメリットのジレンマを抱えており、PwCは、今後は各銀行別の取引メリットとコスト(銀行に対する与信リスクを含む)を客観的に評価・モニタリングする仕組みの必要性が高まると考える。
  • リスク管理について
    流動性リスクに加えて、信用リスク・コモディティリスクが高まっており、より洗練されたリスク管理とよりアクティブなリスクヘッジの必要性が高まっている。
  • 今後付加価値の改善が求められる領域
    今後の課題として、最も重要だと考えられているのが、資金繰り予測、銀行取引管理、運転資金管理、リスク管理ポリシーの改善、インハウスバンキング等があげられている。

下記がサーベイ結果の要約(英語版)になります。より詳細な結果にご興味のある方は、
プライスウォーターハウスクーパース株式会社、川井善雄までご連絡ください。

 
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