商社 | まとめ
商社業界において、疑問点として挙がってくると想定される論点について設例をもとに検討してきましたが、最後にそのポイントをクイズで確認したいと思います。3つの選択肢の中で一般的に誤りと思われるものはどれでしょうか?
Quiz 1:売上高の表示はどのように考えればいいか?
- 契約上、取引の当事者となる場合であっても、取引実態に鑑みて収益の純額表示が適切な場合がある。
- 在庫リスクを負っていれば収益は総額表示とすることができる。
- 物品の所有に伴う重要なリスクおよび経済価値の移転を考慮のうえ、実質的に代理人として行われた取引であると判断されるときには、純額表示とする必要がある。
Quiz 2:事業撤退等に関する引当金はどのように考えればいいか?
- 取締役会で事業の撤退が決定し、撤退に係るコストの見積りが可能であれば、その時点で撤退に係る引当金を計上する。
- 取締役会で事業の撤退が決定していても、当該関係者との協議が開始されていなければ撤退に係る引当金の計上は認められない。
- 撤退事業の清算完了までの営業損失は、事業撤退から直接に支出される費用ではないので引当算定に含まない。
Quiz 3:連結の範囲や決算期についてどのように考えればいいか?
- 親会社と異なる決算期の子会社は、親会社との決算期統一が必要な場合が考えられる。
- 子会社の人員不足による決算業務の遅れのみを理由に、子会社の報告日を親会社と統一しないことが認められる。
- 従来、日本基準において非連結としていた子会社について、IFRS上連結除外が認められない場合がある。
回答
- Quiz 1(2)
- Quiz 2(1)
- Quiz 3(2)