ソフトウェア・エンターテインメント産業 |  まとめ

ソフトウェア・エンターテインメント業界で特に疑問点として挙がってくると想定される論点について設例を基に検討してきましたが、最後にそのポイントをクイズで確認していきたいと思います。3つの選択肢の中で一般的に誤りと思われるものはどれでしょうか?

Quiz 1:受注請負製作のソフトウェア販売にかかる収益認識はどのように考えればよいか?

  1. 受注請負製作のソフトウェア販売に係る収益認識は、開発の進捗度合によって収益認識することが求められている。
  2. 進捗度合は顧客からの入金に合わせて測定するのが妥当と考えられる。
  3. 1つの取引にメンテナンスサービスや機器の納入など複数の構成要素が存在する場合には、識別可能な要素に分けて、それぞれの別個の収益認識基準を適用することが求められている。

Quiz 2:ゲーム開発費を無形資産として資産化する際に考慮すべき点は何か?

  1. ゲーム開発を決定した後に発生した外部支払費用や内部発生費用の全額を無形資産として資産化することが求められている。
  2. ゲーム開発費用は、開発費の資産化に関するすべての要件を満たして、初めて資産計上が可能となるため、慎重な検討が必要である。
  3. 商用化開始後のオンラインゲームにおける継続開発費についても、開発費の資産化に関する要件を検討した上で、資産化するものと発生時費用処理するものを分類することになる。

Quiz 3:映画の制作委員会への出資に関する会計上の処理についてどのように考えればよいか?

  1. 契約の取り決めにより重要な意思決定が出資者の全会一致によりなされる場合には、ジョイントベンチャーとして位置づけ、持分法を適用する。
  2. 自らが主幹事会社となったとしても、制作委員会を連結子会社として取り扱うか否かは、契約上の取決めにより異なるため、契約内容を十分に検討した上で、採用する会計処理を決定する必要がある。
  3. 制作委員会における総制作費の過半を出資している場合には、制作委員会を連結子会社として取り扱うことが最も健全な会計処理である。

回答

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