プライスウォーターハウスクーパース株式会社
日本オラクル株式会社
プライスウォーターハウスクーパース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:内田士郎、以下プライスウォーターハウスクーパース)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤隆雄、以下日本オラクル)は本日、保険業界をはじめとする金融業界向けオペレーショナルリスク(*1)管理ソリューションの提供を開始することを発表しました。
保険業界では、各種規制対応やリスク管理業務の高度化を推進するため、統合的リスク管理[ERM(*2)]に対する必要性を強く認識し、具体的な検討を始めています。しかし、そのためのシステム基盤は十分に整備されていないことが多く、必要最小限の部分的なソリューションの適用やツールの活用に留まっている状況です。保険業界では、全組織で統合的なリスク管理を実現するための拡張性や網羅性を特長とするシステム基盤の構築が課題となっています。
今回の協業では、プライスウォーターハウスクーパースが抽出したオペレーショナルリスク管理に必要なシステム要件と、海外の金融機関で実績のあるオラクルの金融機関向け統合経営管理アプリケーション製品群「Oracle Financial Services Analytical Applications (OFSAA)」を組み合わせ、ソリューションとして展開するものです。保険会社の対応状況に応じて、個別業務に対する部分的な導入から包括的なオペレーショナルリスク管理基盤への将来的な拡張も可能です。
本ソリューションは、1. オペレーショナルリスクの定性的管理と評価、2. オペレーショナルリスクの定量的管理と評価、3. ERM、エコノミックキャピタル管理への拡張の各ステップを包含するソリューションとして、保険会社向けに標準化した損失データモデル、CSA(統制自己評価)/RCSA(リスク管理自己評価)モデル、シナリオ分析シート、独自の計量ツールなどを「Oracle Financial Services Analytical Applications」と組み合わせた構成として提供します。両社は、本分野に精通したコンサルタントによる支援体制を整えています【図1】。
プライスウォーターハウスクーパースは、金融機関に対するオペレーショナルリスク管理の導入・高度化コンサルティング、ERM構築コンサルティングにおける多数の実績をもとに、本ソリューションを活用して各企業の取り組みを支援します。日本オラクルはグローバルの金融機関での実績を活かし、国内の金融機関が求められるコンプライアンスやリスク管理の高度化を支援します。
【図1】オペレーショナルリスク管理の高度化からERMへのアプローチ

*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
*1. オペレーショナルリスク:内部プロセス・人・システムが不適切であること、もしくは機能しないこと、または外生的事象が生起することから生じる損失にかかわるリスク(バーゼル銀行監督委員会 2004年6月)
*2. ERM: Enterprise Risk Managementの略。金融機関における全組織規模のリスク管理
以上