合併前のクーパース・アンド・ライブランド国際税務事務所に入社。クライアントから言われて嬉しかったのは「松田さんには足を向けて寝られませんよ」という感謝の一言。
金融機関とかかわるお仕事というイメージがありますが、その点はいかがですか?
金融部というと、一般的には金融機関の方と仕事をしていると思われるでしょう。もちろん銀行、証券会社、保険会社、投資顧問の会社などがクライアントとして多く、そうした会社の申告書の作成なども行います。一方で、それとは別に、投資ファンド組成のお手伝いや、組成後の投資・運用に関するアドバイスなど、投資ファンド関係の仕事も扱います。その流れで不動産投資関連のアドバイスの比率も増えてきていますね。
また、金融機関が有する貸付債権や事業会社の持つ不動産などを、その資産価値を裏づけに証券として組み替え、第3者に売却して流動化するセキュリタイゼーション(証券化)という取引のアドバイスも行ったりします。これによって、証券の購入者にとっては、ローンの利息や賃貸ビルから上がってくる賃貸料、さらには売却収益などが収益となりますし、資産保有者にとっては、資金調達だけなく、資産の圧縮や効率活用につながります。証券化することにより、資産の小口化・定型化が進み、多様な投資家に投資機会を提供できるという利点がある取引ですね。
今、世の中で「サブプライムローン問題」が大変騒がれていますが、証券化もそれと大変関連があります。いい意味でも悪い意味でもマーケットの最先端にかかわっているといえます。ですが、入る前からこういった知識が必要だというわけではありません。私も入った当初は知らないこともありましたから(笑)。マーケットの動きも早いですから、入ってから向上心を持って勉強していくことが大切だと思います。あと、経済新聞の一面を飾るような仕事にかかわれるのも醍醐味のひとつです。
では、その業務における当法人の強みはどんなところですか?
いわゆるBig4と呼ばれる中においては、金融部としては一番大きな規模を誇っており、対応できる仕事の幅も広いので、そこは大きな強みになると思います。また、全体の人数が多い分、特化している領域も多いので、そこでもクライアントのニーズに応えることができると思います。
金融部ならではの特徴はありますか?
ほかの部署と比べると、より専門的な分野に特化していく傾向にあると思います。もちろん、ほかの部署もそういった面はあるかと思いますが、金融部はそれが顕著だと思います。金融がわかって、税務がわかるという人材はそれほどいないので、自分のキャリアとして大きな武器を身に付けることができるのが金融部です。
また、わりと女性が多いですね。女性のパートナーやマネージャーの人数や、全体の割合もほかの部に比べ女性が多いかと思います。人間関係にしてみてもフランクだと思います。私自身も1年目の方と直接、仕事に関して議論をすることもありますよ。私は転職組ですが、風通しはほかの企業と比べてもいいと私は感じますね。
やはり金融の予備知識がある人でないと難しい部署なのでしょうか?
金融の知識を持っていることは必須ではないし、そこまでは期待してはいません。ですが、金融の世界は流れが早いので、新しいことに対して「やったことないからわかりません」ではなくて、「やったことないですけどやりたいです!」というように、向上心・好奇心を持って取り組める人がきてくれるといいですね。
これから税理士法人プライスウォーターハウスクーパースに入ろうと考えている皆さんへメッセージをお願いします。
好奇心が旺盛で、何事にもチャレンジしてみようという人。是非一緒に働きましょう。