企業における、関税および国際商取引にかかわる税務に関し、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は独自の専門家集団、Worldtrade Management Service(WMS)チームを有しています。WMSチームのスタッフは、世界各国の関税と貿易にかかわる業務に関し、知識と経験豊富な元関税当局者を中心としています。またビジネスの国際化をサポートすべく、シンガポール、香港、中国、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ等のアジア全域を含む全世界60カ国以上に同チームが組成されています。日本のWMSチームは、2002年3月に設置され、海外のWMSと密接な連携を取りながら、質の高い対応策を提供しています。国内における関税のプロフェッショナルとして、的確な法令根拠に基づき、間接税にかかわる事業コストの管理運営、ならびに国際商取引にかかるコストと時間の最適化を図ります。日本のWMSは、税関における25年以上の経験を有するディレクターを筆頭に、お客様に喜んでいただけるサービス提供に努めております。
国際的企業に対し、関税および国際取引における以下のような項目について対応策を検討いたします。
- 関税の課税標準の適正化(移転価格のアンバンドリング)
- ジャパン・アーリアセール(ファースト・セール)の導入による関税を中心とした包括的な税対策
- ロイヤルティおよびライセンス料の非課税化
- 保税地域制度を活用した節税対策
- 各国税関当局による調査への対応
- 関税評価および品目分類にかかわる関税当局との交渉
さらに、各国が導入を行っている特恵関税制度、減免制度、あるいは2国間協定に基づく自由貿易協定を活用することにより、関税の節減を図ります。その際には、例えば以下のような項目を考慮いたします。
- 高関税率適用回避:10~20%から最高80%まで
- 歴史的な関税政策による保護貿易制度(輸入割当、ライセンス料)への対応
- ASEAN原産品に対する0~5%という低関税率の活用
- 原産地加工基準40%(付加価値基準)の充足
また、特にアジアパシフィック地域において、次のようなサービスを提供しています。
- 市場優位性確保のための施策
ASESAN自由貿易協定、各種減免制度等の積極的活用に向けての支援として以下をサポートいたします。
- ASEAN自由貿易協定を活用した収益および利益率の向上
- ASEAN産業協力(AICO)活用による新市場へのアクセスと現市場の拡大
- 世界的な調達および生産拠点の合理化:
取引形態の再構築によりファーストセールの導入を可能とし、関税の課税標準の引下げを図ります。
(問屋スキーム等)
- サプライ・チェーンの有効活用:フランチャイズ契約の活用(ライセンス料の非課税化)
- 関係法令および各国固有の制度の理解
- 急速な変化を遂げる市場への対応および法令環境の把握
- 新規および既存市場における需要動向への対応のスピード化
- 地域 対 国家の関係に焦点を置いた検討