不動産投資・開発の最有望都市は大阪ーアジアパシフック地区調査2007より


Urban Land Institute (ULI) 及びPricewaterhouseCoopersは、2006年9月15日不動産市場調査報告結果であるEmerging Trends in Real Estate Asia Pacific 2007を発表しました。これによれば、アジア太平洋地域の都市の中で、不動産投資及び開発の観点から魅力ある都市として総合点で大阪がトップ、そして東京も上位にランキングされました。

大阪および東京における投資意欲の高まりと物件に対する需要の増加は、アジア太平洋地域において日本経済の上昇を示す指標となっています。Emerging Trendsによれば、「強力な経済成長とデフレの終息、そして市場が最安値となっているという事実は、投資家の関心は、東京から大阪に向かわせている・・・(中略)・・日本市場の復活は非常に明るい兆しである。」と述べ、「日本の不動産セクターの規模は、アジア太平洋地域では最大であり、投資家資金を引き寄せている」と報告しています。

<都市別総合ランキング>
Emerging Trendsが対象としているアジア太平洋地域の都市には19都市が含まれ、各市場の全体的な投資及び開発の観点、そして調査対象者の購入、保有もしくは売却に関する意見に基づいて、上位から5つのカテゴリーに分類されています。そのトップのカテゴリーとして大阪、東京、上海、シンガポール、台北がリストアップされました。

<物件別ランキング >
物件別の評価では、投資・開発用物件としてオフィス物件が最も高い評価を受けています。シンガポールはオフィス物件の購入先としてトップにランクし、続いて、ムンバイ、ホーチミン市、そして東京、大阪と続いています。二番目に高い評価を受ける物件のタイプはホテル・リゾート物件で、ニューデリーはホテル及びリゾート物件の市場では最も高い評価を受け、続いてムンバイ、ホーチミン市、北京、台北となります。

<中国>
報告書では、一般的な傾向として、アジア太平洋地域、特に急速な成長をとげている中国に対して、不動産市場を圧倒している外国資本の流入を指摘しています。Emerging Trendsは、「資金が多くの国に流出しているが、調査対象企業の多くは中国をアジア太平洋地域における成長エンジンと指摘し、最も好ましい投資先として選択している」と報じています。「人々は、細かいことには興味はなく、とにかく中国の物件を欲しがっている」とも伝えています。

<投資利回り>
米国からの投資は、アジア太平洋地域の不動産の資本の最大の原資となっていますが、報告書ではアジア太平洋地域及び中東から投資の成長が見られると指摘しています。現在年間投資利回りの目標は、確実な投資の場合は12.5%で、楽観的な投資としては24%を目標にしています。

個々のプロジェクトに関する投資リスクを評価した場合、報告書は、市場の成熟度、経済成長、文化的背景及び外資に対する政府の解放性といった観点からは、地域における多様性を理由に、まだ挑戦的な性質があると指摘しています。しかし、これらの障害にもかかわらず、Emerging Trendsは、「すべてのタイプの不動産投資家にとってアジアの2007年における将来性は非常に明るい」と主張しています。

Emerging Trends in Real Estate (R) 「Asia Pacific 2007」調査は、http://www.uli.org/から入手することができます。


© 2007-2008 PricewaterhouseCoopers. All rights reserved. PricewaterhouseCoopers refers to the network of member firms of PricewaterhouseCoopers International Limited, each of which is a separate and independent legal entity.
Accessibility information Skip navigation Countries online